ひろとBlog

病気休暇19年ぶりに減少

2011年度に病気で休職した公立学校の教員は8544人で、19年ぶりに減少したことが、文部科学省の調査で分かりました。
過去最多の8660人だった前年度からは減りましたが、6割以上は精神疾患によるもので、未だ憂慮すべき現状であることは変わりありません。

具体的には休職者のうち61.7%が、うつ病や適応障害、ストレス障害などによるもので、心の病による休職者は4年連続で5000人を超えています。

精神疾患は、50代以上が38.6%、40代が32.5%とベテランの年齢層が目立ち、そのうち半数がその学校での勤務が2年未満という実態となっています。
不慣れ中、子どもの指導や保護者との関係などの悩みを相談できず抱え込んでいると分析しています。

まだまだ教職員の方へのサポート体制が不十分である環境改善を急がなくてはなりません。

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