ひろとBlog

紙おむつのリサイクルが促進へ

 以前にも指摘しましたように介護が必要な高齢者の増加を背景に、各地で大人用おむつごみの処分に苦慮するケースが目立ち、環境省は自治体にリサイクルを促す方針を定めました。
 
現在約400種類が販売されていることを踏まえ、リサイクルに向けた動きも盛んになっています。
鳥取県伯耆町はリサイクル企業と協働し、使用済みおむつを2センチほどの固形燃料にすることで、ごみの減量に成功。
また、私も視察した福岡県の「トータルケア・システム」の技術では、一般家庭から分別回収したおむつをリサイクルし、建築資材に再生しています。
 最近では、おむつ最大手「ユニ・チャーム」は、おむつからおむつをつくる取り組みを鹿児島県志布志市と実験中で、試作品も完成し、2020年にも、商品化される見通しとのことです。

 もちろん、分別回収に必要な人件費、施設の導入費など、普及に向けては課題もあり、国のバックアップも踏まえながら世田谷区においても先駆的な取り組みを実現できるよう、私もさらに努力を重ねていきたいと思います。

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