世界保健機関(WHO)は9日、世界で少なくとも3億5千万人が精神疾患であるうつ病の患者とみられるとの統計を発表しました。
毎年100万人近くの自殺者のうち、うつ病患者の占める割合は半数を超えるとも見られています。
日本の厚生労働省によると、1996年に国内で43万3千人だったうつ病などの患者数は2008年に104万1千人に増加しています。
WHOはストレスの多い日本など先進国だけでなく発展途上国でも精神疾患の患者が目立ってきているとしてます。
特にうつ病の原因として体調の悪化も関係しており、女性の10人のうち1人から2人が出産後にうつ状態になるとのこと。
いずれにしても早期に適切な治療を行うことが重要なので、世田谷区においても全力を挙げて対策に取り組んでいます。