世田谷区議会では現在、平成23年度世田谷区一般会計決算認定の審議を行っていますが、明日、最終日の補充質疑を迎え、採決となります。
副議長の任にある私ですが、決算委員会、予算委員会では質疑に登壇できますので、これまでの質疑内容の概要をご報告いたします。
2012.10.5<区民生活領域質疑>
1)今後の農業公園のあり方について
●瀬田農業公園予定地の暫定利用後の平成27年度整備予定へ向け、整備構想、管理運営について、今後どう詰めていくのか?
●利益を生み出す、雇用を生み出す、緑を生み出す、地産地消を生み出す、4つの視点から、相乗効果を図るべき。
2)企業誘致に伴う地域活性化戦略について
●社会の変化に即応していける企業誘致の視点を備えるべき。確固たる戦略が不可欠。区の認識は?
●世田谷区としては、その仕組みをどう展開できるか?
例えば新たな視点として企業向けに区内資源をセールスや、企業視察を受ける。企業誘致の推進エンジンはトップ・セールスへ の展開は?
3)姉妹都市交流に新たな選定について
●世田谷区もそうした視点で新たにまず東南アジア各国都市との姉妹都市締結を検討すべき。区の見解は?
●姉妹都市交流事業として、自治体職員交流、自治体国際協力専門家派遣など研修よる質的能力の向上を図るべきと考える。
2012.10.11<都市整備領域質疑>
1)自治体版CASBEEについて
●地方行政におけるCASBEE(建築総合環境配慮制度)の活用について積極的に取り組むべき。
2)用途地域等の都市計画決定権限の移譲について
●用途地域の決定権限が移譲されれば、責任も同様に移譲される。一方、住環境に伴う陳情は後を絶たない。ほぼ裁量権が存在し ない事実を踏まえると一定の権限を確保すべきである。世田谷区としての権限移譲についての今後の取り組み姿勢を伺う。
2012.10.12<文教領域質疑>
1)子どもの人権擁護の仕組みについて
●子どもの人権擁護の仕組みイメージ、教育委員会の位置づけを再度、問う。
●子ども条例の改正のみならず、施策を進めるにあたり、総合的な推進計画も必要だと考えるが、区の見解は?
2)区立幼稚園のあり方について
●先般示された区立幼稚園のあり方に係る具体的方針(案)について、9園への説明が実施。どんな意見があったのか?平成22
年世田谷幼稚園PTA連合会からの生の意見・要望について受け取っているとは思うが、その内容との整合性は?
●区立幼稚園の存続若しくは区立幼稚園機能(2年保育)の存続、3年保育への転換、要配慮児童への配慮、幼児教育における質
の向上、施設の老朽化への対応について具体的な実施計画前に現状における認識を問う。
3)海外都市との教職員交流について
●姉妹都市交流事業の新たな締結と併せて、教職員交流事業も視野に入れ検討すべき。