ひろとBlog

総人口が過去最多の減少

 総務省が7日に発表した住民基本台帳に基づく2012年3月31日時点の日本の総人口は、前年比0.21%(26万3727人)減少の1億2665万人となり、3年連続して減少したことが判明しました。
 ちなみに減少数は過去最大でした。

その要因として、出生者数が、1968年の調査開始以来最低の104万9553人に落ち込むとともに、死亡者数も過去最高の125万6125人を記録したことが過去最大の減少数となったことが影響したようです。

 また、総人口のうち、15歳未満の年少人口の割合は0.10%減の13.25%。
その一方で、65歳以上の老年人口は0.57%増の23.43%と、未だ少子高齢化が進んでいることも明らかになっています。

都道府県別での減少数の高かったのは、福島県や岩手県、秋田県。増加数の高かったのは、沖縄県、東京都、滋賀県、愛知県となっています。

こうした人口減少や偏在に伴う選挙制度の1票の格差も衆議院では2.48倍に、参議院では5.049倍に拡大するなど、改めての国の将来を見据えた道州制のあり方など多面的な議論を進めなければ、地域格差是正どころの話ではなくなってしまうと考えています。

 

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