ひろとBlog

危機に瀕する世界の水

水の惑星・地球。しかし、その水は今、さまざまな危機にさらされています。
水問題の重要性への認識が、世界で共有されるようになってきましたが、日本では未だ関心が弱いのです。

地球上に存在する水の量はおよそ14億立方キロメートル。そのうち97.5%が海水であり、淡水はわずか2.5%。
そのほとんどが氷河や地下水として存在し、利用することが比較的容易な河川や湖沼の水は、地球上のわずか0.01%程度にすぎません。

現在、世界人口の41%が水不足の地域に暮らしているとされている。
こうした水問題に日本は深く関与していることをみなさん知っていますか?
日本は大量の水を使って作られる農産物や工業製品などを世界中から輸入しているからです。

もし、輸入せずに国内でこれらの製品を生産したとすれば、年に400億立方メートルもの水が必要となります。
わが国は大量の水を輸入することで成り立っていると言えます。

水問題の解決なしに持続可能な社会づくりはあり得ません。
私が議会質問で、「水環境の保全・創出」として取り組んでいる理由は、そこにあります。

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