ひろとBlog

自転車対策提言

 東日本大震災後、公共交通機関の脆弱性が明らかになって以降、自転車
での通勤、通学が更に増えています。
 
 しかし一方で、日本では交通事故全体が減少する中で自転車による事故
が増加しており、死傷者が後を絶たない現状です。

 公明党は今月19日、10項目の自転車の利用環境に関する緊急提言を
発表しました。
 内容は交差点の改善や自転車レーンの設置、マナー向上への啓発活動、
自転車保険の拡充などの対策を謳っています。
 
 世田谷区においても既に自転車走行環境の整備にはいち早く着手しており、自転車専用レーンもいくつか整備されていますが、どうしても車道の
幅員が狭く、車両が駐停車していると自転車の走行が妨げられる事態が
起きています。
とは言え、道路幅員を簡単に広くはできないし、かつ歩道に自転車専用道
を整備することも容易ではありません。

 例えば、首都高速や鉄道立体高架の下部に自転車専用道を新たに設置
(吊り下げる)するのはどうでしょうか?
 地上部からは昇降機で上下し、駅やインターで出入りすることができます。
 
 そうした大胆な発想での改革案が不可欠だと思います。
 

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