総務省は30日、2010年の政治資金収支報告書を公表しました。
収支合計は、3年連続で減少となってはいる。
しかしその一方で、電力会社などの労組連合体「全国電力関連産業労働
組合総連合」や東京電力労組の政治団体が昨年、寄付やパーティー券購入
などの形で、民主党国会議員や地方議員に少なくとも1億2000万円を
献金していたことが判明しました。
また原発を持つ全国の電力会社9社の役員(OB含む)315人が、
自民党の政治資金団体に約2400万円を寄付していたことも判明。
結局、今の民主党は電力会社労組との関係が絶ち切れず、一体となった
政界とのつながりを強めていた構図が浮き彫りになっている。
これでは改革など進むわけがない。
もっとも民主党の多くの国会議員が、元々は自民党出身ですから体質は
変わっていないのでしょう。