ひろとBlog

就職内定率と米の景気低迷

 国内の就職内定率が若干、回復したことが分かりました。
厚生労働省は18日、来春卒業予定の大学生の就職内定率を発表し、
前年比2.3ポイント高い59.9%で、3年ぶりに上昇したとのこと。

 調査を開始した1996年以降で、最悪だった前年こそ上回ったものの
依然として低水準で、就職氷河期と言われた2003年を下回っています。

 一方で、アメリカの景気低迷も深刻な状況に陥っている。
国勢調査によると、アメリカの貧困状態にある子どもが2010年に
1575万人と、前年から110万人増えたと発表しました。
集計を開始した2001年以降最悪の数値。

 ウォール街を中心に起きているデモなどに象徴されるように景気低迷や
失業の影響が子どもにも及んでいる事実を目の当たりにすると、日本でも
早急な雇用創出、地域活性化へ地域特性を活かした政策を実現できるよう
権限と財源を確保する国の英断が不可欠だと思う。

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