ひろとBlog

ESCO事業を本格導入へ

 世田谷区は、平成25年4月より区立総合運動場施設におけるESCO事業の
導入をするとの報告を受けました。

 ESCO事業とは、Energy Service Company事業の略。顧客の水道光熱費等の経費削減を行い、削減実績から対価を得るビジネス形態のことです。

 詳しくは、一般社団法人であるESCO推進協議会のHPをご覧ください。

 私も平成16年9月の決算特別委員会にて取り上げ、その事業効果などにおいて
導入への検討をするよう、質疑を行いました。
 
 その後、区立砧中学校のトイレにおいてモデル導入を実施し、その検証を経て
今回の正式導入になったのです。

 ESCO事業は、温室効果ガス排出量の削減や施設運営経費の節減などの効果
が大きく期待でき、民間事業者においても積極的に導入も図られています。

 世田谷区では、
 1)温室効果ガス排出削減率:8.0%以上/年。
 2)消費エネルギー削減率:6.0%以上/年。
を前提に来月公募を行い、12月には事業者の選定をする予定です。

 公共施設におけるエネルギー負荷低減は、コスト削減も踏まえた財政健全化へ
向けた新たな試みとなる、そう私は期待しています。

       

PAGE TOP