今春入社した大卒の初任給が平均20万2000円(前年比2.3%増)となり、統計を取り始めた2001年以降、初めて20万を越えたことが、厚生労働省の賃金構造基本統計調査で分かった。
厚生労働省は「リーマンショックでの企業業績への影響が落ち着いたことや、優秀な人材に高い給与を支払う傾向があるため」と分析している。
産業別では、経営コンサルタントやデザインなどの学術研究、専門・技術サービス業が平均24万900円で最も高かったそうです。
変化への迅速な対応や工夫、知恵を駆使しなければ勝ち抜けない現代では、どんな組織も人材で決まることが、かつて形骸化していた登用体系にも変革が表れてきた一端を見た気がしました。