ひろとBlog

子どもの体力が回復傾向へ

 子どもの「走る、跳ぶ、投げる」の基礎的運動能力は過去14年間で向上傾向にあることが、8日の体育の日に合わせて文部科学省の2011年度体力・運動能力調査により分かりました。

 同調査は、毎年実施されており、6歳から79歳の男女を対象にデータを取得、小中高生は、50メートル走やボール投げなど8種目でテストを行ったそうです。

 このうち、11歳(小学生)、13歳(中学生)、16歳(高校生)を種目別で見ると、前回横ばいだった小学女子の体前屈と高校男子の50メートル走が向上に転じ、他も大半が前回より向上もしくは横ばいとの結果になっているとのこと。
 ただ、ピーク時だった1985年当時の体力データには及んでおらず、上回ったのは中高男子の50メートル走のみでした。

文部科学省としては、「すべての種目で1985年の水準を上回るのが目標」としている。

基礎体力は大変重要であるにも関わらず、それを育む小学生の時期に遊ぶ場所や機会、時間が制約されていることも大きな要因ではないかと思う。
 あらゆる場面で、子どもの体力が培われる機会を創出しなければならないと考えています。

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