社会は、GWの真っただ中。
でも私たち議員は、休みが決まっているわけでもなく、勤務時間も定められていない。
いわば、24時間365日が議員の使命と責任を自覚している人もいれば、そうでない人もいる。
私たち議員は政務調査の一環として、広報広聴活動のため区民の方とお会いする機会が多い。
そんな中最近、やりがいや目標を失い、「何のために生きているのか・・」との言葉を聞くことが
増えているんです。
昨年よりの金融危機に端を発した経済が極度に悪化したいま、地域においても希望が失われた
重苦しい閉塞感はすさまじいものがあると実感しています。
でもいつの時代も変化は必ずあるし、すべてが順調にいくことなんてあり得ませんが、ただ、
何かをきっかけにして大きく前へ踏み出せる時が必ず来るはずです。
その時までぐっとこらえて、踏ん張っていられるか。
やっぱり大事なのは、精一杯にやる誠意をもって頑張るしかない。
松下幸之助氏の「好況よし。不況さらによし」
「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新か
らは、かつてない飛躍が生まれる」
この言葉に象徴されるように、その根底には困難に立ち向かう執念が、大きな勝利への希望を生
むのではないだろうか。
さらに言えばこの不安定な時、政策として多角的な対策はもちろん不可欠であるが、地域におけ
る、社会における人とに人との温かな結びつきを再構築していかなければ元気になれないと思う。
何があっても、希望の源は「絆」であり、いまこそその希望を探すべき時なのかもしれない。