活動報告

区議会第1回定例会 その4

 本日より予算特別委員会がはじまりました。
初日は「総括質疑」が行われ、私は公明党を代表して登壇し、質疑を交わしました。
主な質疑事項は次のとおりです。

(1)国際交流の促進について
 先の代表質問において、せたがや文化財団の一事業部として来年度準備、2020年度本格始動との答弁あり。
 この時期において、未だ具体的な方針が定まっていない。
Q:まず、第一弾として世田谷区の地域特性を活かしてどの分野にターゲットを絞って、どの都市若しくは自治体と交流を進めていくのか。方針を求める。

 <都市間交流について>
 横浜市では、姉妹都市を含め友好都市、パートナー都市、共同声明を宣言した都市、技術協力に関する覚書を交わした都市を含めると、現在で28都市に至る。
Q:新たに3都市が加わったとしてもまだ6都市。国際交流の基盤が整っていない。世田谷区における考えを伺う。

 <国際協力について>
技術支援なども含めて協力や貢献を通じて、国際都市間における繁栄へとつながる。
Q:世田谷区における国際協力の視点とは?環境、文化、技術?考えを伺う。

 <青少年交流の促進について>
学術交流や海外への留学を希望する方へ広く機会を得られるような取り組みの推進など重要。
Q:区の考えを伺う。

 <留学生への支援について>
他国から我が国へ留学する人を誘致する視点も国際交流においても、活発に地域住民との交流を図る、行事への参加、ボランティア支援なども含めて留学生が快適に暮らせるまちづくりの形成にもバックアップすべき。
Q:区の考えを伺う。

(2)認知症条例制定へ向けて
神戸市はもとより中野区、葛飾区に先を越された。とにかくスピード感がない。熟議すべきものと、タイムリーに打ち出すべきものの選択基準が不明。
Q:区長の認識を伺う。

葛飾区は高齢化率24.5%、都内第3位。中野区では認知症患者は昨年12月で約1万2千人と推計。
Q:世田谷区の最新状況を改めて伺う。

世田谷区においても深刻な状況である。介護予防も新たに進化していく必要性が問われている。
その観点から、重要なのはフレイル(予防)チェックの推進は必須。
そうしたフレイルチェックを介護予防の柱として条例に謳っていくべき。
世界に例を見ない少子高齢化が進んでいる我が国において、長寿のフロントランナーとして、どのような社会を目指せば良いのか、その方向性を示すべき。
Q:区の速やかなる条例制定と仕組みづくりを求める。(サポーター養成や拠点、どこに担ってもらうのか)

(3)図書館改革について
今般、経堂図書館における指定管理者の第三者評価が公表された。
Q:一方で、区立図書館は外部の第三者評価を実施しないのか?その理由は?

民間活力導入による、と言うが規則などに阻まれ柔軟な運営が必ずしも可能とは限らない。新たなトラブルを回避したい自治体側がブレーキをかける。
さらに、今までより少ない費用でより良いサービスの提供を求められるが、新たなチャレンジや収益事業は簡単に認められない、期間が決まっているので大きな投資や長期的な取り組みは困難。
Q:このような環境を排除し、民間企業の力を十分に発揮できるかが、新たな区立図書館のあり方ではないのか?区の見解を求める。

Q:今後予定されている梅丘図書館及び砧図書館については、運営方式はいつ決めるのか、伺う。

明日は、「企画総務所管分質疑」が行われます。私は概ね10時40分頃に質疑に登壇予定です。

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