本日は党区議団で千葉県柏市にて「地域を元気に明るい農業を目指して!」食を通して日本の将来を考えるため、農産物直売所「かしわで」と地元産を使用した農家レストラン「さんち家」を事業展開している(株)アグリプラスを訪れてきました。
(株)アグリプラスは、地元農家の方14名と市川市農協が出資して平成15年に設立して以来、直売活動で地域の農業を活性化するとともに農家からの情報発信と食農教育を始めています。
お話を伺ったのは、代表を務めています柏染谷農場の染谷茂さんで、日本の農業の現状を憂い、消費者に農業の理解を求め、ニーズを探りながら「安全・安心・安い・豊富・楽しい」を第一に懸命に取り組んでおられました。
特に、農家レストラン「さんち家」は平成28年6月に新たにオープンし、ビュッフェ方式によるランチを実施、肉や魚ではなく農家のごちそうを通して、地元野菜のおいしさ、食の大切さを伝える拠点として常時100種類以上の野菜を使った50品目以上の料理を提供していました。
平日にも関わらず、多くの方が来場しており、私たちもランチをいただいてきました。
世田谷区における都市農業振興の示唆となる取り組みであり、大変参考になりました。
道の駅でなくとも、こうした官民連携型の農業の未来を育める、育てる、拠点としての必要性を痛感いたしました。