昨日、日本三景に一つである広島県「宮島」へ行ってきました。
その発端は、宮島地域における鹿対策が大きな課題になっていると、ある動物愛護団体の
方から、お話を頂きました。
恥ずかしながら、それまで宮島に野生の鹿がいることすら知りませんでした。
私は、ANOC(動物愛護地方議員の会)の副代表であり、東日本の責任者を仰せつかっている
関係もあるので、高橋あきひこ議員とともに現地調査に行くことになったのです。
始めに、先月市議選のあった廿日市市役所を訪れ、環境産業部農林水産課の上杉課長から
?宮島地域の人と動物の共生に向けた適正な管理と保護について
?観光と市街地への影響を考慮sした今後の取り組みについて
併せて、一連のマスコミなどが取り上げた鹿報道について、意見交換ができました。
その後、現地(宮島)へも行き、鹿の状況や観光資源としての取り組みも確認できました。
さらには、宮島地域で動物愛護活動をされている方々ともお会いをし、様々な観点からの
意見交換をさせて頂きました。
ただ、島民の皆さんと愛護団体の方との想いの相違が感じ取られ、お互いに最終目的は
同じ方向へ考えているのでは?と思われますが、なかなか感情的な行き違いが先にあった
ようです。
しかし、本当に鹿の生育状況や飼育環境に不備や問題があるならば、動かなくてはならない
ので、その点に関しての要望は市へも愛護団体へもお伝えをして、帰路につきました。
自然環境の変化がもたらす深刻な問題であるのですが、どうして人間が
力を合わせて、課題解決に取り組めないのか、残念な現況でありました。
何とか解決へ向けて良い合意点を見出したい。