本日、公明党世田谷区議団(諸星養一幹事長)として、野川整備事業の進捗状況を視察するため、新井橋付近の工区を訪れました。
参加議員は諸星よういち幹事長のほか、市川やすのり副幹事長、板井ひとし副議長、栗林のり子議員、岡本のぶ子議員、私の計6名。
現在、整備事業を担当している事業者を含め、世田谷区土木事業担当部工事第2課の桐山課長から工事の経過と状況を説明して頂きました。
野川は比較的自然に恵まれた環境にあり、改修工事にあたっては、治水対策を万全のもと、できる限り自然を保全し、生物生息空間を確保しながら、親水空間を創出していくという川づくりを展開しています。
木工沈床という木と石を使用した伝統工法を採用しており、小魚などの生育環境にも配慮した整備になっていました。
それにしても、最新の工法は私が設計に携わっていた頃とは格段に違う進歩であり、特に鋼矢板(シートパール)の上部をレールで走る重機には、驚きました。
野川の洪水については、地元の小泉たま子議員をはじめ、我が党の栗林のり子議員も議会で取り上げ、早急な治水対策を講じるべきだとの主張もあり、当初より1年ほど早めた最下流部からの随時、事業完成をみています。