30日、多摩川の支流である野川最下流部の完成式典が行われ、都市整備常任委員として参加してきました。
野川流域は、昭和30年代から40年代の高度成長期にかけて急速に市街化が進み、短時間に大量の雨水が河川に流入するようになり、集中豪雨などでたびたび都市型水害が発生するようになりました。
特に、平成17年9月4日の集中豪雨は、1時間に100mmを超える記録的な大雨となり、大きな浸水被害となりました。
このような水害による被害を軽減するために、護岸整備工事が進められており、今回の最下流部における改修工事が完成を見ました。
式典の主催は、東京都でしたが、地域住民の皆様にとっては、大きな喜びとなりました。
今の都市構造は、降った雨も家庭で使用して排水する水もすべて下水に流れ、局地的な大量の雨が降ると冠水してしまうのです。
私は、何回も議会で質問したように、雨が地下に浸透する場所、若しくは貯留する施設を設置し、利活用をして排水する基盤を早急に整備しなくては、日本も水環境が危機的な状況に陥ることになります。
現に、渇水している地域があるにも関わらず、平気でいつものように水を捨てている・・・。
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