19日、IGES(財団法人地球環境戦略研究機関)関西研究センター主催の 国際シンポジウム「家庭のCO2大幅削減に向けて」に我が党の高橋副議長と 参加してきました。
内容は、国内外の先進事例から学ぶ家庭における低炭素社会実現への 取り組みについて
・基調講演 ロビン・ディケンソン氏(英国:国際事業担当シニアマネージャー)
・事例紹介 アンドリュー・ロング氏(英国:民間企業家?)
・松尾 雄介氏(IGES関西研究センター研究員) ・パネルディスカッション というプログラムでした。
このシンポジウムの中で、私が大変に関心を深くしたのが、IGES関西研究センターの 松尾氏が、「日本では低炭素社会へ向けた国民一人一人の意識や行動への関心が 高まっている一方で、気がつかない日常生活の行動で、かえって努力を無駄にしてい ることがあります」と話していました。 それは例えば、「レジ袋の受け取りを1年間拒否すると、約10kgのCO2削減になる が、車で5分のスーパーで買い物に行くと、1回約2.3kgのCO2を排出することに なる。気がつかない行動で努力が”チャラ”になっています。」ということ。 確かに、その通りだ!と思いました。
そして、次の議会にて質問をするヒントを得ました!お楽しみに。
実は、シンポジウムの開催前に神戸市北野町の閑静な住宅街に洋館をベース にした観光資源との融合を視察してきました。
一般住宅に隣接した洋館の建物を見学できるよう改装しており、世田谷区の 環境と相通ずるものがありました。 明治から大正にかけて、外国領事館の方が多く、居住されていたようです。 戦後、30棟ほど残ったのを保存し、観光資源へと活用しているとのこと。
特に、民間企業が運営している洋館と神戸市が運営している洋館と分類されて いました。 ぜひ皆さんも神戸市に行かれたら一度、北野町へ。