最近、私のもとへ障害年金の不支給についてのご相談が増えています。
厚生労働省は11日、障害のある人が受け取る障害年金について、新規の申請に対する不支給の割合が2024度は13.0%と前年度に比べ約1・5倍だったとするサンプル調査の結果を発表しました。
精神障害は他の障害に比べて、不支給の増加割合が大きかった。
障害年金は、申請者の主治医が書いた診断書などの書類を基に、日本年金機構の認定医が審査する。審査は障害認定基準やガイドラインにのっとって行われるますが、調査では、精神障害の認定で、ガイドラインが定める等級よりも低く認定されるケースなどが増加していた。精神障害の不支給の75.3%を占め、前年度の44.7%から大幅に増えていた。
こうした事実を踏まえて、厚労省は今後について、不支給となる場合は複数の認定医で審査する▽過去の精神障害の不支給となった事案の点検を行う――などの方針を示しています。
真に受給が必要な方へ適正に支援が届いているのか、私もしっかりと調べていきたいと思う。