水道管を流れる水を活用した「マイクロ水力発電」が全国に広がっています。
メーカーのダイキン工業が導入費用を全額負担して発電機を設置し、売電収入の一部を自治体に還元する仕組みとなっており、これまでに19道府県の46か所で導入契約を締結しています。
私が13年前から提案している身近な資源を使った再生可能エネルギーとして、ようやく注目を集めるようになりました。
大阪府東大阪市での年間発電量は、一般家庭164世帯分にあたる約490メガワット/時で、毎年約140万円が還元される想定になっています。
また、発電機はダイキンがエアコン開発で培ってきた小型化や省エネ性能の高いモーター技術などを応用しており、狭い場所に設置可能で、100キロワットを下回る発電量でも採算を確保できるとのこと。
ちなみに発電設備の導入に3,000万から数億円程度が必要になるそうですが、費用はダイキンが負担し、自治体側は水道施設を貸し出すだけで、自治体は売電収入に加え、設備の固定資産税も受け取れる利点もあり、引き続き世田谷区への導入に全力で取り組みます!