ひろとBlog

「釜石の奇跡」が防災教育モデルに

 岩手県は、震災発生時に学校にいた小中学生全員が無事に避難した釜石市を、防災教育モデル地域として整備することを決めたそうです。

震災時、釜石市では小中学生2926人のうち、欠席などの理由で学校にいなかった5人が犠牲にはなった。
しかし、3小中学校にいた児童・生徒が津波に被災はしたが、全員が迅速な避難行動で難を逃れ、「釜石の奇跡」と呼ばれている。

同市教育委員会は2005年から、小中学生に「津波てんでんこ」という津波が来たらてんでんばらばらに逃げることを意味する言葉の普及を進めるなど、防災教育に取り組んでいました。

 そうした取り組みを、文部科学省が新たな防災教育の指導方法を探るために実施する事業の一環として岩手県が実施をすることとなった。

世田谷区においても、いつ、どこで、どのような災害に遭遇するかもしれない。
釜石市とは地域実情は異なりますが、義務教育における防災教育の取り組みは大変参考になるのもので、今後、積極的に防災・危機管理アドバイザーなどを活用した普及を考えていきたい。

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