全国の警察が昨年1年間に摘発した自転車の違反行為が2万2850件だったことが分かり、初めて2万件を超えました。
最多は「信号無視」で1万2472件で、自転車乗車中の事故死者は427人。
健康志向やコロナ禍の影響もあり、自転車を利用する人が増えていることで警察は取り締まりを強化しているとのこと。
「自転車は軽車両であるという意識が薄いことが違反につながっている」と分析しています。
一方で、自転車乗車中の事故死者は年々減少はしているものの、自転車側に違反があった割合は2009年以降、75%前後の高水準で推移しており、違反が死亡事故の背景となっている可能性があります。
急に自転車が周囲を全く確認せずに道路に飛び出てくる場面に遭遇した経験は誰もが持っていると思いますが、十分に注意していきたい。