今の時期は新年会の真っ盛りです。私も毎日のように新年会を渡り歩いています。
その席で出てくるアルコールは製造するのにはすべて水が必要です。
昨年末に、沖大幹東大教授らがまとめた「水に関する報告書」は、世界的に深刻な水問題に警鐘を鳴らしています。
例えば、安全な飲み水を飲めない人は世界人口の約1/5、このため毎年、世界で180万人の乳幼児が命を失っています。農業生産のための水が確保できないために、飢えや栄養不足によって、世界で8億人の人が苦しんでいます。こうした状況を踏まえ、昨年12月に大分県別府市に「第1回アジア・太平洋 水サミット」が開催され、現状報告や水問題解決へ向けての取り組みを訴えました。
この水サミットでは、アジア・太平洋地域で、安全な飲料水や衛生施設を使えない人を2015年までに半減にするなどを盛り込んだ総括を採択しました。
日本は世界の2倍以上の降水量があり、かつ水の浄化や淡水化などに関する高い技術力を有しています。
今こそ、水は無限にあると大きな錯覚をしている日本から、世界の安全な水の確保に向けて、イニシアティブをとり、力を注いでいくべきではないでしょうか?
地球は元来、水資源に大変に恵まれた惑星です。しかし、今は水の危機に晒されている。
あらゆる生命の源である”水”を絶対に守りぬかねばならない。
ひろとBlog
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