産前産後の妻がいる男性の約1割が、うつ状態にあるとする分析結果を、独協医大などの研究チームがまとめました。
妻の妊娠・出産に関連した男性のうつを大規模に分析したのは初めてで、今後女性だけの問題でけでなく、父親へのサポートが必要な可能性があるとしています。
父親のうつ状態の割合を時期別に見ると、『産後3ヶ月から半年』が13.2%と最も多く、女性特有と思われていた産後うつの状態が、父親にも一定の割合で起こることを示す結果となっています。
見過ごされてきた父親の心の不調についても支援体制の検討を進めていきたいと考えています。