不育症という言葉をご存知でしょうか。
妊娠はするものの流産や死産を繰り返すことを「不育症」と言います。
実は、この不育症の患者は妊娠経験者の4.2%で発生し、全国で140万人いることが推定できる厚生労働省の研究班の調べで判明したと公表しました。
今日から大阪市で始まる日本産婦人科学会で報告されます。
我が党でも、高久議員がこれまで議会でも質問をし、不育症への助成制度を導入している自治体へも調査のため視察を行ってきた。
研究班は不育症を「2回以上の流産や死産あるいは早期新生児がある場合」と定義しており、人口統計を基に推定すると、不育症は年3万人が発症し、140万人の患者がいると推計した。
ただ、不育症に該当した9割以上の方が出産しており、名古屋市立大学の杉浦教授は「流産を重ねても出産している。くじけないでほしい」と語っています。
心も体も傷つきながら懸命に生命を育もうとされているご夫婦への支援も未来のために急がれている。