暖房器具など消費電力の大きな電気製品を使う機会が多い季節に、延長コードなどの配線器具の使用を誤り、発火するケースが多発しているそうです。
そうした現状を踏まえて、製品評価技術基盤機構(NITE)では、たこ足配線などで消費電力の許容量を超えたりしないよう注意を呼びかけています。
例えば、滋賀県では2015年1月、延長コードや差し込み口が複数あるテーブルタップに電気こたつを接続して使用し、許容量を超えたため、タップとコードのつなぎ目付近から発火し、火災が起きたそうです。
NITEによると、電気ストーブや電気温風暖房機、オイルヒーターなど消費電力の大きな製品の中には延長コードやテーブルタップの使用を禁止しているものがあります。
今一度、私たちの生活全般でたこ足配線に注意した再点検が必要です。