財務省は先日、国債と借入金などの残高を合計した「国の借金」が2015年末時点で1044兆5904億円になったと発表しました。
一時的な資金不足を補う政府短期証券の発行の抑制によって、同年9月末に比べて9兆8340億円減少しています。
ちなみに2016年1月1日時点の推計人口である1億2682万人で割ると・・・
国民一人当たり823万円の借金を背負っている計算になります。
国の借金は国債、借入金、政府短期証券の残高の合計を指します。
人口の高齢化で増大する社会保障費を賄うために国債の発行が増えており、国の借金は2015年度末では1087兆3000億円程度に達すると予測されており、過去最高を更新する見通しとなっています。
今後の日本における社会保障制度や超高齢化社会への突入へ向けて、18歳からの選挙権を契機として若年世代の政治への関心をさらに高めていきながら、未来の地域社会のあり方を議論していかなくてはなりません。