先般、世田谷区より「水辺の再生計画」と題する計画が公表されました。
今後、世田谷区としても水辺再生の視点にたった整備を長期にわたって推進していくための、具体的な方策が示されている。
特に、水辺再生の進め方の項では、平成16年3月の第1回定例会における一般質問で私が提案いたしました旧品川用水の再生が展望されており、自然の水循環の回復実現に向けて動き出したことは、大きな成果へつながるものだと確信しております。
水と地球との関係は、非常に深く、地球上の約97.5% は海水であり、そのうち淡水は約2.5%、その淡水のほとんどは氷河であり地下水であり、人間が生きるために使える河川や湖などは0.015%とされている。
その限られた水を世界約63億の人間の生命とつながっているのである。
それでも日本では、1人250リットル?300リットル/日を使っている。中央アジアの国では、25リットルしか1日に使えないのに・・・・。
ある専門家は「水は地球の透明な血液」と表現した。まさにそのとおりである。
水問題をはじめとする「環境問題」は「人間問題」という視点から考える世紀だと思う。