昨日、5日(金)?7日(日)までの期間で、第9回となる「川での福祉と医療と教育の全国大会 in世田谷」が開催されています。
テーマは”川を活かした潤いのあるまちづくり”
私も1期から、「水環境の保全・創出について」と題して、シリーズで11回一般質問を議会に行いました。
その間、世田谷区に「みどりとみず政策担当部」も設置され、庁内一元的に水環境や水循環についての政策を展開できる環境になりつつあります。
そうした上で、今回の全国大会は大変に意義のある集いであり、都内最大の湧水を有している世田谷区にとっても、歴史的な大会となるでしょう。
私の予てから、非常にこの大会に参加できることを楽しみにしておりましたが、急な国政の動きに伴い、急に時間が拘束され、何とか今日の午後の分科会に参加できただけとなりました。
本当に残念でなりません。区議会の多くの議員の方にも参加して頂いていれば幸いですが・・・・。
古来より、川は生活の場や癒しの場として利用され、また地域の歴史や文化の形成に寄与してきました。
しかし、近年の都市化に伴い、多くの河川や水路が宅地化もしくは暗渠化され、貴重な水辺空間が喪失されてきました。
今、水環境を取り巻く状況は、地球的にも危機的であり、我が国においても「都市型水害」「ゲリラ豪雨」「渇水」など、人為的な自然生態系の破壊から、多くの気候変化が起きています。
これからは、河川や水路を始めとする水環境の多様な機能とその効果に更に理解を深めていき、価値観を共有した地域の拠点づくりとしての活動が不可欠ではないかと考えます。
今回のテーマである ”川を活かした潤いのあるまちづくり” の取り組みや活動の在り方が、全国に大きな示唆を与える機会になることを願っています。