ひろとBlog

画期的な子育てシェア

 登録料も手数料も無料。
携帯電話やインターネットを使用し、子どもの送り迎えや託児をたった500円からお願いできるサービスがあります。
株式会社「AsMama」(アズママ/甲田恵子代表)が2013年4月に立ち上げた「子育てシェア」が、そのサービスです。
 
HPはコチラ⇒子育てシェア

 いわゆる「困っているお母さん」「忙しいお母さん」を助ける仕組みを、人間関係が希薄化している都市部で、誕生することができたのです。

 そのきっかけは、起業前に努めていた会社を辞めてから、4か月がかりで女性(働く女性や専業主婦など)1000人へのアンケート調査を実施したところ、興味深い事実が浮かび上がってきたとのこと。
 それはほとんど全員が「助けてほしいと思ったことがある」と回答し、さらに「困っている親がいたら助けてあげたい」と答えた人も63%もいたそうです。
 そこで、「子育てを手伝ってほしい」という需要と「子育てを手伝ってあげたい」という供給とをマッチングさせることを思いつき、積極的に交流できる機会と場を作ったのが始まりとのこと。

 AsMama認定「ママサポーター」を育成し、現在、全国で400名にまで拡大しています。
運営資金は基本的に企業に対して、AsMamaのもつ子育て世帯へのリーチ力等を活かした広報や集客、共助コミュニティ創りといった事業価値提供によってまかない、子育てシェアで利用者間が授受する500円からは一切の収益がとらないそうです。

 こうした共助、もしくは互助といった地域社会の基盤が整えば、この概念は他の分野にも広がっていくのでは、との可能性を感じます。 

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