以前より「双子の給水塔」として地域に親しまれている駒沢給水塔のある都水道局駒沢給水所(世田谷区弦巻)が、公益社団法人・土木学会の土木遺産に選ばれました。
現在は機能を停止していますが、都はポンプ所や配管は更新し、再び給水所として整備する方針とのことです。
この給水塔は、多摩川の水を渋谷方面に給水するために1923年に造られ、中世ヨーロッパの城のような党が二つ並んでいます。
既に、せたがや百景、近代水道百選、世田谷区地域風景資産にも選定されています。
特に塔の最上部にあるアールデコ様式のランプは文化と歴史を担う遺構として現存しており、ライトアップされるととても綺麗です。
今後耐震性の確認とともに外観を変えずに補修し、再び地域の給水拠点として整備されることを期待しています。