ひろとBlog

食べ残し年間一人7キロ

 環境省はこのたび、学校給食で発生した食べ残しや調理くずなどの食品廃棄物について、全国の市区町村に対して行った調査の結果を発表しました。
 それによると、児童・生徒1人あたりの年間発生量は17.2キログラムで、このうち食べ残しは7.1キログラムだったことが分かりました。
 こうした調査を全国で実施したのは初めてのことです。

調査は今年1月、全1742市区町村の教育委員会にアンケートを実施し、1389市区町村からの回答をもとにまとめたものだそうです。

 調査では食べ残しの削減対策も聞き、7割の自治体が「調理法の改善やメニューの工夫を行っている」と回答もしており、栄養を損なわない程度に提供量を調整したり、子どもたちのリクエストに基づいた献立を活用したりする事例もあったそうです。
 また、6割の自治体で食品廃棄物を飼料や肥料として学校農園などでの再利用も進んでいて、今後の食品ロスへ更なる取り組みに期待を高めていきたい。

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