本日、急遽福田内閣の改造が行われ、自民党役員ほか組閣が大幅に刷新されたとのこと。
果たして本当にそうなのだろうか?
小泉政権以来、サプライズ人事だとかが話題になるが、何のためのサプライズなのか?マスコミも有権者に対してサプライズを煽るような報道に終始している。
この改造がよかったのか、悪るかったのかはあくまでも結果論であり、差し迫った日本社会の課題に全力で取り組めるのか、結果を残せるのか、そこが最大の焦点である。
ただ残念なのは、福田首相が内閣改造の目的を冒頭に私たち国民にしっかりとしたメッセージを送らなかったことであり、現在でもその意図は伝わってこない。
もちろん政治は、耳障りのよいことばかり並べては無責任だが、改革の断行や増税の是非、福田首相が当面、何を最大の課題として取り組むのか、はっきりと発言すべきであると思う。
何を何のために行うのか、ここはマイナスになるが、それはこちらのプラスのためなんです、と意思表示を明確にすべきである。
我が党も、自民党との融和路線から対決路線へと・・・注目を集めているが、選挙の日程ばかりを優先していると肝心の生活者の目線を失うことになると心配している。譲れることと絶対に引けないことを、国民にも自民党へも主張すべきであると考える。
写真は、ウルトラマン商店街の入り口にオブジェされている「ウルトラマン」だが、シュワッチ!と飛びたいのに、回りの電線やらに邪魔されて飛べない・・・・ので諦めるのではなく、すべてを断ち切って新たな決意でこの難局に立ち向かう出発になることを願う。