ひろとBlog

薬のネット販売がルール化へ

 市販薬(一般用医薬品)のインターネット販売のルールなどを盛り込んだ改正薬事法が5日、参院本会議で可決し、成立しました。
 約1万1千品目ある市販薬の99.8%がネットで買えるようになり、医療用から切り替わったばかりの薬など一部はネット販売が制限、禁止されます。

施行は来春ですが、改正法では、リスクの高い薬について、ネット、対面にかかわらず購入者の年齢の確認や注意事項の説明などを薬剤師に義務付けとなります。

 またほかに「脱法ドラッグ」規制も強化し、麻薬と似た作用のある「指定薬物」は、従来の製造、販売の禁止に加え、所持や使用も罰則付きで新たに禁じることになりました。

 市販薬のネット販売をめぐっては今年1月、一部の品目に制限した厚生労働省令を最高裁が違法と判断し、ルールがないまま事実上の解禁状態になっていました。
 また脱法ドラッグについても、堂々と店舗にて販売をしているケースも目立ち、事件性へも影響を及ぼすことから規制への声が高まっていました。

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