ひろとBlog

ちょっとした気遣い

 今日は雨もあがり、快晴になるかと思いきや、曇りで少し肌寒い一日でした。

実は、9月に第12回シュガーカップを開催することになっており、今月中が各小学校のPTAバレー部の皆さんからの受付期間になっております。

 そうした中、ある小学校PTAバレー部の方から参加のお返事を頂きましたが、その回答に「ちょっとした気遣い」があり、私は感銘を受けたとともに改めて人に対する誠実さを感じる「ちょっとした気遣い」の大切さを認識しました。

 それは、回答書面にあらかじめ「参加します」と「都合により参加できません」と明記して、〇印をつけてもらうだけにしていたのですが、何と「参加します」の”します”に2重線を引いて、そこに”させていただきます”と書かれていました。

 すなわち、「参加させていただきます」と書いて回答を送ってくれたのです。

これはなかなか気がつかない気遣いで、ちょっとした行為ですが、その人の人柄と人間性を垣間見る思いがしました。

 最近は、社会状況も反映してか、自分のことで精一杯で他人のことまで考えている余裕がない風潮になっているにも関わらず、感銘を受けました。

 私の恩師は「常に陰で頑張っている人を決して忘れてはいけない」と教えてくれました。

人のために尽くす、人のために心を砕く、こうした行動は考えられても実践することはできないのが私も含めての現実でしょう。

 例えば、会社で上司に「メモを持ってきて」と言われて、メモを持っていく人と、メモと鉛筆と消しゴムを持っていく人とでは、同じ要求をされたとしても、受け取られ方は天地雲泥の差があると思う。

 あとのことを考える、あとの人のことを考える、自分が行うことがその後、どうなるのかを創造して物事の判断をする、行動をする、これが誠実さであり、人間力であり、人柄である。

 忘れていた人としての「振る舞い」を深く強く考えさせられた出来事であった。

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写真は、「ねむの木学園」中庭にあった佇んで考える椅子(自分でそう付けました)

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