今日5月15日は、沖縄県が1972年の本土復帰から40年を迎えました。
先日、世田谷区議会として友好都市である宮古島市への親善訪問後、沖縄県に立ち寄りました。
沖縄県は復帰後も未だに本土との経済格差が解消せず、米軍専用施設は全国の3/4まで集中が進んでいます。
2002年度からの振興計画がそれぞれ10年単位で実施されており、約10兆2000億円の予算が沖縄に投じられてきた。
だが、社会資本整備は進んだ半面、依然として失業率は高止まりし、一人当たりの平均所得も全国平均を下回っています。
復帰後40年経過した今も沖縄県には解決しなければならない課題が山積しています。
今年3月30日に国会で、今後10年間の沖縄振興の土台となる改正沖縄振興特別措置法と、改正駐留軍用地返還特措法が成立している。
この新沖縄2法を基に沖縄県は次の10年へ向け、新たな船出をすることになります。
戦争ほど残酷なものはない。
戦争ほど悲惨なものはない。
平和ほど尊きものはない。
平和ほど幸福なものはない。
この言葉を胸に、私たち本土の国民も決して忘れてはならない過去とこれからの未来を共有していくことが不可欠だと考える。