ひろとBlog

女性の視点

<女性百貨店>西武所沢で社員の9割にで「意思疎通2倍速」にとの報道が目に留まった。

 流通業界最大手「セブン&アイ・ホールディングス」が今春、傘下の女性店長の百貨店やスーパーなど計4店の社員をほぼ女性にした。このうち西武所沢店(埼玉県所沢市)は社員の6割を占めていた男性の大半が他店へ異動し、正社員約100人の9割が女性。「女性百貨店」として話題になっているそうです。

<以下、毎日新聞記事より引用>
 同店は西武鉄道・所沢駅から徒歩1分。5月の平日に入店すると、客は女性ばかりだった。地下にある総菜コーナーのサラダ売り場には<80グラムがちょうどいい>の文字。広報担当の得丸真実子さん(48)が「レディーのランチに100グラムは少し多いんですよ」と説明してくれた。一品の量を減らせば価格も抑えられ、浮いたお金でもう一品を手にしてもらえる。女性社員の意見を取り入れた発想という。

 レジ近くの袋詰めスペースでは、お客さんを手伝う「ショッピングサポート隊」の隊員が動き回る。担当の猪股亜子さん(46)は「子ども連れや年配の女性の買い物は短時間。すかさず手伝えるかが勝負」。1枚で済みそうなレジ袋も女性には2枚渡す。腕力を考え、両手で持ちやすいようにという配慮だ。

 タオル売り場にはタオルに吹き付ける消臭芳香剤を並べるなど、一部の売り場で関連商品をまとめているのも特徴。これも女性の視点の反映という。

 同店は日中の客の8割が女性といい、そごう・西武の執行役員で店長の堤真理さん(51)は「売る側も女性に特化し、女性が欲しい品ぞろえや見せ方にシフトしないと駄目だと思った」。異性間だと遠慮したり、形式的だったりするやりとりが多かったが「社員同士の意思疎通は2倍速になった」という。百貨店業界全体の売上高は15年連続で前年割れが続く中、同店は例年並みの売り上げを保っている。

わが党も、防災会議に女性の視点を取り入れることを求めています。

国の防災基本計画には、2008年に「政策決定過程における女性の参加」が明記されました。この流れを受け、地域防災計画にも女性の参画・男女双方視点が取り入れられつつありますが、具体的な施策にまで反映されているとは必ずしも言えません。

時代は女性の持つしなやかな想像力、優しさ、温かさ、人間味などが社会に反映されることを求めています。
モノや効率ばかりを追うような社会から、心が通う人間らしい社会に戻していくには、女性の力が不可欠です。

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