ひろとBlog

ため池で小水力発電

 青森県土地改良事業団体連合会(土改連)は23日、五所川原市にある農業用ため池を使い、小規模水力発電の実証事業を始めると発表しました。東京電力福島第1原子力発電所の事故により再生可能エネルギーでの発電が注目されており、農業用水を電力源に活用するとのことです。

具体的には長橋溜(ため)池の取水口出口に水車を設置し、2011年度中に12キロワットの発電を始める。取水口からの計画有効落差が5メートルあり、流れる水で水車を回して発電するシステムとなり、発電量はわずかだが、近くにある農業施設の電気に使うことで「エネルギーの地産地消」を目指すことになります。

ちなみに費用の3000万円は、農林水産省からの補助で全額を賄うそうです。

こうした環境にやさしい「地元産エネルギー」の開発と普及は郷土愛を育み、地域の絆を一層深めることにつながります。

今そこにある自然をそのまま生かして地域における電力をカバーする。

世田谷区においても、私も提案した「小水力発電」は地域活性化策のパワーとしての
潜在力を兼ね備えていると思います。

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