気象庁は2日、2010年の世界と日本の平均気温の確定値を発表した。
世界の気温は、平年(2000年までの30年間の平均)のプラス0.34度で1891年の統計開始以降、1998年に次ぐ高温だったことがわかった。
陸地だけでみると、プラス0.62度で3位だった。
日本の気温は平年比プラス0.86度で、1898年の統計開始以降4番目に高かったということで、世界も日本も1990年代から高温傾向が続いていることが、データでも明らかになっている。
自然に生かされてきた我々は、今こそ環境における自然界の悲鳴を受けとめなければならないと強く感じる。