今、私が注目している事業のひとつに「水耕栽培」があります。
実は世田谷区における都市農地が年々減少している事態を深刻に考え、我が党としても私自身もその保全と活用と振興に力を注いできました。
その結果、世田谷区では「農地保全方針」を策定し、生産緑地を都市公園緑地として購入することができる法整備を実現しました。
しかし公園といっても維持管理にはコストがかかります。
そこで何らからの活用ができないか、そこには農業振興、雇用の創出(特に高齢者の方や障害者の方)、環境配慮などの要素を取り入れてと考えていました。
その活用策のひとつとして「水耕栽培」であり、本日、先駆的な取り組みを行っている「パソナグループ」の本社ビルを視察してきました。
特にアーバンファームとしての取り組みが素晴らしく、本社ビルがそのまま水耕栽培の展示場となっているのが大きなポイントでした。
自然との共生をテーマにした”アーバンファームの取り組みは大変に参考となりました。
「農業」「健康」「エコ」をコンセプトに様々な取り組みを展開されており、人口光や水耕栽培技術を生かして、都会でできる農業の新たな形を提案している印象を受けました。
特に1Fに併設されているレストランでは水耕栽培で収穫された農作物でランチが食べれるし、障害者がパティシエとなり毎日焼き上げるパンやクッキーを販売している工房もありました。
来月はパソナが展開に力を入れている廃校を利用した水耕栽培の現地を視察に行く予定です。