活動報告

防水と雨水

今日も残暑厳しい一日でした。
外を歩いていると汗はビッショリ!

午前中には、区立千歳台地区会館に併設している千歳台福祉園が主催の
『第9回秋桜(こすもす)祭』がおこなわれました。

地元千歳台廻澤町会をはじめ、多くの地域の方々のご支援と御協力のおかげで盛大に開催されます。

こうした障害者の福祉作業所や授産施設、さらには緊急のショートスティなどが不足しており、家族の方に何かあった時ための受入れ施設の整備が急がれています。

私の地域である成城8丁目にも今後、都有地に建設予定となっていますが地域の方に理解をしてもらえるよう力を尽くしていかねばと決意しています。

午後からは、日本建築学会などの共催で行われた、
『防水と雨水?雨水活用建築ガイドラインの制定と普及に向けて』と題してシンポジウムに参加してきました。

私が1期であった平成15年よりシリーズで議会質問を行ってきた「水環境の保全と循環」について大きな柱である雨水の利活用が近年、大きくクローズアップされており、地域(流域)によって水循環法ななる法整備も視野にいれた取り組みが求められています。

特に、防災面においても雨水利活用は多くの要素を含んでおり、集中豪雨や渇水などの対策として新たな環境性能評価軸として確立させるべきではないかと考えております。

本シンポジウムはこうした視点から、基調講演、パネルディスカションのプログラムとなっておりました。




第1部:基調講演「東日本大震災の体験と雨水」
岡田誠之氏(東北文化学園大学教授)
第2部:日本建築学会環境規準  雨水活用建築ガイドライン」解説
神谷 博氏(法政大学兼任講師)
第3部:パネルディスカッション「防災と雨水」
島谷幸宏氏(九州大学教授)、尾井裕幸氏(雨水浸透貯留技術協会)、
中臣昌弘氏(文京保健所)、佐藤敦子氏(a設計事務所)、大西和也氏(雨水事業者の会)

そうそうシンポジウムでは世田谷区での取り組みも紹介されておりました。

また今回新刊として発刊される
『活かして究める 雨の建築道』 技報堂出版も
ぜひ!ご一読ください。
おすすめです。

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