ひろとBlog

エリン・ブロコビッチ

 先日、とても感動的なグレートシネマに出会った。
それは「エリン・ブロコビッチ」。

 公害に立ち向かった信念の女性の物語であった。実在の人物である。
主演を演じた女優はジュリア・ロバーツ。
 引き込まれるようなオープニング。見事にマッチした音楽といい、芸術的にも高い作品であると思う。

 さて、エリンの抱える状況は、8歳、6歳、9カ月の子育て中、2度の離婚を経験。
さらには、金欠病と山積みになった請求書。エリート同僚との軋轢や訴訟相手の大企業からの脅迫といった、まさに絶望からの出発であった。

 しかし、そうした状況下でありながら、大企業の工場が垂れ流す汚水によって公害に苦しむ人々を救うことに立ちあがるのだ。
 
 600人以上の被害者を一つにまとめ、企業からの賠償金を勝ち取るための公害裁判の証拠集めなど、気が遠くなるような大変さであるが、彼女は一言たりとも愚痴を言わない。
 日本と違って整った生活保障はアメリカにはない、生きるためには働くしかない。彼女は必死だった、真剣そのものであった。

 その後、被害者と接することによって彼女には使命感が生まれ、闘士へと変えていったのであった。

 そして庶民の一人として、それを最大の武器とし、闘争に挑んでいく。
ついに、エリンはアメリカ史上最高額の賠償金を勝ち取ったのであった。

 誰もが勝てるとは思っていなかった。
だが、彼女は被害者を1軒1軒訪ね歩き、証拠を丹念に集めて、勝利をつかんだ。

 誰も見ていないところで、一人黙々と努力をする。
決して”諦めない”、絶対に”勝つ”と決めていた。

 改めて、その執念を見た思いがした。
 
 
 

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