昨日、民主党が「議員定数削減」について先送りにするとの報道があった。
その内容によると、どうも定数削減に関する制度の検討会での議論が全くなされておらず、次の通常国会への議案提出に至らず・・・ということらしい。
はからずも議論もされないままの状態であれば、野党も拙速に進めるべきではないとの意見らしいが・・・。
そもそも民主党は「参院定数(242)を40程度削減、衆院は比例定数(180)を80削減」を公約に掲げ、首相は参院選後の記者会見で与野党合意を年内に実現すると明言した。
にも関らず、結局掛け声だけで実現せず・・・。
また民主党が、今年1月から自粛していた企業・団体献金の受け取りを一部再開することも決定した。
民主党は今夏の参院選マニフェストで「個人献金促進の税制改正とあわせて、政治資金規正法を改正し、企業・団体による献金・パーティー券購入を禁止します」と明記しており、野党側は民主党の再開方針はマニフェストに逆行すると批判している。
しかし菅直人首相は27日夕、官邸で記者団に「(衆院選)マニフェストは法改正の3年後に企業・団体献金を禁止する形になっている。マニフェストに反したことではない」と反論した。
これも所詮、掛け声だけで終わり?というより全くの詐欺であり、ゴマカシとしか言いようがない。