本日は、区議会第1回定例会における議案審査の表決が本会議場にて、行われました。
会期中であり、来年度に向けての世田谷区の条例などの改正が上程されており、過日、各常任委員会に付託をされて、審査が行われ、各委員会の委員長の報告ののち、表決されるという流れなのです。
しかし、各会派の態度表明一覧をご覧いただくと・・・わかりますか?
「区民の会」なる会派の態度が賛成でもなく、反対でもなく、ハイフン(-)なのです。
これは前代未聞のことだそうです。なぜこんなことに・・・と思われるでしょう。
その答えは、実は「区民の会」なる会派は一人会派であり、先月突然現れました。
それは、前民主党のあべ力也区議なのです。(正確に言うと、まだ民主党を離党はしていませんが・・)
会派を離党し、新たに結成したのです。なんともはや・・・。
それではなぜ、あべ力也区議は議案の審査について、賛否を明確にしないかというと、体調不良で3ヶ月間の休養が必要とのことで、診断書が議長宛に提出され、自宅療養とのことです。
賛否が表明できないので、ハイフン(-)となったのです。
それにしても、以前あべ力也区議は、「議員は、年間60日間しか公務がないのに1000万以上の年収をもらっている。議員特権である。おかしい。」と発言し、他の議員から強烈な批判を浴びています。
もちろん私もそうですが・・・。
確かに、公務としての召集は年60日程度ですが、それ以外に区民相談や勉強会、現場調査や地域を回ったり、イベントや行事の参加と多岐にわたり、全議員が24時間365日議員としての責務を自覚しています。
それを面白おかしく注目を浴びようと歪曲して伝聞するなど、言語道断であります。
その結果、本人自身が公務すらまっとうに遂行できずに、いやはやみっともない。
そのほか、昨年の区議選において、遊説女性スタッフにセクハラ行為をはたらいたとして民事裁判を提訴されています。裁判については、推移を見守りたいのですが、民主党も選挙後1年間で、森学氏(学歴詐称で辞職)に次いで、これで2人目の離党。
ちなみに前期は7人当選で4人が離党。記録を上回るペースです。
世田谷区議会の権威が失われることが心配です。我々が信頼を回復しないといけない。
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