活動報告

区議会第1回定例会 その2

定例会2日目の今日は、代表質問及び一般質問の前半がおこなわれました。
私も登壇をし、以下について質疑を交わしました。

1)区域外における介護施設整備について
このたび全国初となる杉並区と南伊豆町の両自治体間連携による特別養護老人ホームが南伊豆町に開設された。
2025年大介護時代を見据えると需要の割合は高まる一方で、区内における整備数は空地の確保の困難さや仮に整備に至っても、サービス付き高齢者住宅は賃料が高く、経済的な負担から入居に至らない。
Q:今後の後期高齢者の増加に対し、新たな整備は区内だけの手法では、ニーズに応えられないと考える。区域外整備への意識・意向調査はどのような状況か?
Q:区域外整備へ向けて他自治体との連携による具体的な協議に入るべきと考える。区の見解を求める。

2)紙おむつのリサイクル(その2)について
NIPPON紙おむつリサイクル推進協会の推計によると、2017年に出た大人用おむつごみの量は144万7600トン(45リットル/約9651万袋)。
今般、ユニ・チャーム(株)と鹿児島県志布志市とが地域活性化連携事業の一環として使用済み紙おむつのリサイクル化が成功。⇒2020年より再生された紙おむつの販売を予定。
Q:環境省は、来年度中にリサイクルを促すガイドラインを発表予定。区としてゴミ減量及びリサイクルの必要性はどう考えているのか?
Q:紙おむつリサイクルへ世田谷区としてまずは介護施設や病院への回収をベースに本格実施へ向けた具体的な検討に入るべきと考える。区の認識は?

3)事前防災について
火山列島であり、震災大国である日本は、地球上のすべての陸地の0.24%しかないにもかかわらず、日本と周辺海域で起きる地震は、世界でおきるすべて地震の2割に達している。
つまり我々は、東日本大震災後を生きているのではなく、災害と災害の間に生きていると認識すべき。すなわち「事前防災」、平時における人的・経済的被害を軽減するために未然に対策を講じることが不可欠。
<豪雨対策について>
来年度における雨水貯留システム(レインステーション)や貯留槽など整備目標や整備強化エリアなど、具体的な方針を伺う。
<インフラの耐震化について>
区内におけるインフラの耐震化はどこまで整備が進んでいるのか。民間事業者が担っているとはいえ、公共の立場として一元管理をおこなうべきと考えるが、区の見解を求める。
<災害配備型住宅助成制度の創設について>
災害時における避難所には全区民は収容できないし、環境も劣悪となる。よって、自宅で避難生活をいかに数日間凌げるのかが最重要となる。住宅用蓄電池、水道水発電、非常用貯水機能付き給水管など災害配備型住宅助成制度の創設を求める。

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