１９日、２０日と区議会企画総務常任委員会の行政視察に行ってまいりました。
今回は、前橋市と金沢市になります。

まず、１９日は前橋市にて「公有財産有効活用の取り組み」について、説明を受けてまいりました。
前橋市では、平成の合併を経て今の自治体形成が整ってきた経緯も踏まえ、従前よりファシリィティマネジメントの概念を取り入れて公共施設や財産をいかに効率的に活用できるのか、老朽化やインフラ改修など限られた財政にて運営に取り組んでいました。

２０日は、金沢市にて２つのテーマ「職員助成活躍推進プラン」と「ＩＣＴの推進」について、それぞれ説明を受けました。
職員助成への活躍プランは、就労環境における男女の格差や変化に伴う職場での順応性をあらかじめテーマとして掲げ、できるだけ職員が働きやすく、能力を発揮できるよう、さらに女性職員の積極的な登用などに取り組んでいました。

次に、ＩＣＴの推進についてはかなり先駆的な取り組みをされており、地元ベンチャー起業の育成に寄与するようアプリグランプリなどによる開発意欲の創出や北緯新幹線開業に伴う増える観光客への様々なサービスなどをオープンデータの提供による活用策を斬新な発想で展開されていました。

　それにしても金沢は、新幹線開業に伴う観光客が増えており、５年前に訪れた時と比較しても大変な賑わいでした。