活動報告

水道水発電を視察

10日午後から、区議団の高久のりお、津上ひとし両副政調会長と私の3人で、今、開発中で話題になっています「水道水発電」を視察してまいりました。
場所は、横浜市神奈川区の(有)中野製作所。

これまで私のライフワークで取り組んできました「小水力発電」の区内導入の一環として、各家庭における小水力発電設備の実現に大きく前進する画期的な水道水発電です。

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この原理は、水道のわずかな圧力で発電するモーター「マグネット式流体圧力モーター」で、微小エネルギーを電力に変えることです。

同社の技術部長、中野和明さんのお話しによれば、流体圧力モーターの開発のキッカケは、「エネルギーハーベスティング技術」に着目したことだったそうです。
エネルギーハーベスティング技術とは、身の回りの微小エネルギーを効率的に回収し、電力に変換して利用するもの。すでに大手企業を中心にEHC(エネルギーハーベスティングコンソーシアム)が結成されており、同社としてもその一端を担う技術が開発できないかと身の回りで捨てられているエネルギーをあれこれ検討した結果、辿り着いたのが水道水の圧力だったとのこと。

水道水の流体圧力は最小でも0.2Mpaであり、受けとめた回転エネルギーを直接ダイナモに伝えて発電する。
同社は実用化段階として、学校などの集合トイレや手洗い場、オフィスビル・駅ビルなどのトイレ、あるいは工場配管の排水などに普及させたいと考えているそうで、これまで家庭への実用化、普及に力を注いできた私にとっても期待を寄せています。

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