活動報告

区議会第1回定例会 その6

 予算特別委員会の最終日となる本日は、「補充質疑」が行われました。
私は公明党を代表して登壇し、以下について質疑を交わしました。

1)世田谷区保健センターの役割について
・平成27年12月、今後の世田谷区保健センターのあるべき姿が示された。
 健康長寿社会の実現に向けて、住民の健康増進への意欲を高め、疾病予防につながる自治体の取り組みが求められている。
 保健センター経営ビジョン(第二次)は、その実現のためへのアプローチと考える。区の見解を求める。
・(1)健康増進・教育、健康情報発信及び健康診断の専門拠点の拡充への取り組みには、まず健康状態の見える化への取り組み が必要ではないのか?
・地域包括ケアにおける健康増進という観点をどのように位置付けるのか。
・(2)がん患者や家族などを支える中核的機能の確立について。
 こうした事業を保健センターに求めているのであれば、事業スキームから共同で作り上げていくことが大切ではないか?その作 り上げるプロセスを共有してこそ、委託事業への責任感と知恵が生まれる。

2)児童館の民間活力導入について
・児童数の増加に伴い、学童登録者数が年々急激に増加。
 この現状をどう捉えているのか?
・わが党はこれまで児童館の民営化、民間委託を進めるべきと訴えてきた。
 その理由は、自治体としての財政的メリット、安全な遊び場の減少や、子どもの預け先をもとめる家庭の増加が背景。学校施設 だけでは対応が限界。
 公設か民間か選択肢を増やすべきと考えるが、千葉市や北九州市でのモデル事業を参考に、局所的にでも民間事業者の放課後ク ラブ(保育)を地域に誘致することは検討すべきではないのか?

残念ながら、時間が足りなくなり、「緊急一時保育」の改善に向けての取り組みについては質疑ができませんでした。

その後、委員会における表決となり、平成29年度世田谷区一般会計予算ほか4件の特別会計は賛成多数で可決されました。
第1回定例会最終日は、28日(金)に本会議が開かれます。

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