8日、区議会環境・エネルギー問題対策特別委員会にて南千住にある東京ガス・千住見学サイトを視察してきました。
通称Ei?WALKと呼ばれており、Energy Innovationの頭文字をとって”Ei”と、明るく未来を見据えながら敷地内の実証・実験施設を歩いてめぐることを指す”WALK”という2つのキーワードを組み合わせたものを言います。
施設内には、地域で賢くエネルギーを使う「太陽熱集水器」、「ガスコージェネレーション」などがあり、隣接している荒川区特別老人ホーム「サンハイム荒川」と双方向熱融通システムを導入しており、画期的な地域型エネルギーネットワークを展開しています。
また次世代型エネルギーとして注目されている「水素ステーション」も設置されており、都市ガスから水素へというコンセプトで水素燃料電池自動車(FCV)実用化への実証をおこなっています。
さらに家庭におけるエネルギー利用とライフスタイルの提案型ハウスもあり、大変参考になりました。
モデルハウスなので、生活現場との現実には乖離がありますが、今後は地域分散型エネルギーネットワークを早急に模索、検証、実証へと展開していかなくてはならないと痛感いたしました。